簡単な記法で表を作成できます。
見出し 1 | 見出し 2 | 見出し 3 |
---|---|---|
行 1 列 1 | 行 1 列 2 | 行 1 列 3 |
行 2 列 1 | 列の結合 (後の縦線が2つであることに注意) | |
行 3 列 1 | 行 3 列 2 | 行 3 列 3 |
表の各行は通常 |
(縦線)ではじめます。見出し行については、 ^
(ハット記号)ではじめます。
^ 見出し 1 ^ 見出し 2 ^ 見出し 3 ^ | 行 1 列 1 | 行 1 列 2 | 行 1 列 3 | | 行 2 列 1 | 列の結合 (後の縦線が2つであることに注意) || | 行 3 列 1 | 行 3 列 2 | 行 3 列 3 |
セルを水平に結合するには、上記のように、後のセルの中身を完全に無しにします。 セルの区切りとなる縦線やハット記号は、どの行も同じ数だけ必要ですので注意してください。
列見出しも可能です。
見出し 1 | 見出し 2 | |
---|---|---|
見出し 3 | 行 1 列 2 | 行 1 列 3 |
見出し 4 | 列の結合は今回は無し | |
見出し 5 | 行 2 列 2 | 行 2 列 3 |
つまり、セルの前にある区切りの記号によって、様式が変化します。
| ^ 見出し 1 ^ 見出し 2 ^ ^ 見出し 3 | 行 1 列 2 | 行 1 列 3 | ^ 見出し 4 | 列の結合は今回は無し | | ^ 見出し 5 | 行 2 列 2 | 行 2 列 3 |
行を結合することもできます。行の結合をする場合は、結合対象セルの下のセルの中に :::
という文字列を入力します。
見出し 1 | 見出し 2 | 見出し 3 |
---|---|---|
行 1 列 1 | 行の結合 | 行 1 列 3 |
行 2 列 1 | 行 2 列 3 | |
行 3 列 1 | 行 2 列 3 |
これらのセルに :::
以外の文字列を入力することはできません。
^ 見出し 1 ^ 見出し 2 ^ 見出し 3 ^ | 行 1 列 1 | 行の結合 | 行 1 列 3 | | 行 2 列 1 | ::: | 行 2 列 3 | | 行 3 列 1 | ::: | 行 2 列 3 |
表の内容の配置を指定できます。2個以上のスペースをテキストの反対側に置きます。 つまり、右揃えにするには左側に2個のスペースを、左揃えにするには右側に2個のスペースを置きます。 中央揃えにするにはテキストの両側に2個以上のスペースを置きます。
配置を指定した表 | ||
---|---|---|
右 | 中央 | 左 |
左 | 右 | 中央 |
xxxxxxxxxxxx | xxxxxxxxxxxx | xxxxxxxxxxxx |
上記のソースは次のようになります。
^ 配置を指定した表 ^^^ | 右| 中央 |左 | |左 | 右| 中央 | | xxxxxxxxxxxx | xxxxxxxxxxxx | xxxxxxxxxxxx |
もし入力した通りに (何も整形せずに) 表示する必要がある場合は、<nowiki>
タグか、よりシンプルに 2 つの連続したパーセント記号 %%
で挟みます。
このテキストには http://www.splitbrain.org のようなアドレスや**整形記法**を含みますが、実際には何も整形されません。 同様に //__この__スマイリー付きの//テキスト ;-) も整形されません。
<nowiki> このテキストには http://www.splitbrain.org のようなアドレスや**整形記法**を含みますが、実際には何も整形されません。 </nowiki> 同様に %%//__この__スマイリー付きの//テキスト ;-)%% も整形されません。
2 つ以上の半角スペースでインデントするか、<code>
もしくは <file>
タグを使用することにより、コードブロックを記述することができます。
このテキストは 2 つの半角スペースによってインデントされています。
整形済みのコードです。スペースの数が次のように保持されます。例、 <- ここ
同様ですが、ファイルの内容を示すときに使います。
上記のブロックは以下のようなソースから作成されています。
このテキストは 2 つの半角スペースによってインデントされています。
<code> 整形済みのコードです。スペースの数が次のように保持されます。例、 <- ここ </code>
<file> 同様ですが、ファイルの内容を示すときに使います。 </file>
ソースコードの構文をハイライト表示して、読みやすくすることができます。GeSHi という汎用の構文ハイライトソフトを使用しており、GeSHi がサポートするすべての言語を扱うことができます。記法は、前述したコードブロックと同様ですが、言語の名称を <code java>
や <file java>
のようにタグ内に記述します。
/** * The HelloWorldApp class implements an application that * simply displays "Hello World!" to the standard output. */ class HelloWorldApp { public static void main(String[] args) { System.out.println("Hello World!"); //Display the string. } }
現在のところ、次の言語がサポートされています。4cs, abap, actionscript-french, actionscript, actionscript3, ada, apache, applescript, asm, asp, autohotkey, autoit, avisynth, awk, bash, basic4gl, bf, bibtex, blitzbasic, bnf, boo, c, cmac, caddcl, cadlisp, cfdg, cfm, cil, clojure, cmake, cobol, cpp, cpp-qt, csharp, css, cuesheet, d, dcs, delphi, diff, div, dos, dot, eiffel, email, erlang, fo, fortran, freebasic, fsharp, gambas, genero, gdb, glsl, gml, gnuplot, groovy, gettext, haskell, hq9plus, html, idl, ini, inno, intercal, io, java5, java, javascript, jquery, kixtart, klonec, klonecpp, latex, lisp, locobasic, logtalk, lolcode, lotusformulas, lotusscript, lscript, lsl2, lua, m68k, make, mapbasic, matlab, mirc, modula3, mmix, mpasm, mxml, mysql, newlisp, nsis, oberon2, objc, ocaml-brief, ocaml, oobas, oracle8, oracle11, pascal, perl, perl6, per, php-brief, php, pike, pic16, pixelbender, plsql, povray, powerbuilder, powershell, progress, prolog, properties, providex, purebasic, python, qbasic, rails, rebol, reg, robots, rsplus, ruby, sas, scala, scheme, scilab, sdlbasic, smalltalk, smarty, sql, systemverilog, tcl, teraterm, text, thinbasic, tsql, typoscript, vbnet, vb, verilog, vhdl, vim, visualfoxpro, visualprolog, whitespace, winbatch, whois, xml, xorgconf, xpp, z80
前述の <code>
や <file>
タグを使用した場合、示されているコードをダウンロード可能にしたいと思われるかもしれません。以下のように言語名の後にファイル名を記入することで、そのコードをダウンロード可能にすることができます。
<file php myexample.php> <?php echo "hello world!"; ?> </file>
<?php echo "hello world!"; ?>
構文のハイライトは不要だがダウンロードは可能にしたい場合は、<code - myfile.foo>
のように言語の名称としてハイフンマイナス (-
) を使用してください。
<html>
タグおよび <php>
タグを使用することにより、HTML や PHP のコードを文書内に埋め込むことができます。ブロックレベルのコードを埋め込む場合は大文字のタグ (<HTML>
および <PHP>
) を使用してください。
HTML の例:
<html> これは <span style="color:red;font-size:150%;">HTML インライン要素</span>です。 </html> <HTML> <p style="border:2px dashed red;">これは HTML ブロックレベル要素です。</p> </HTML>
これは HTML インライン要素です。
これは HTML ブロックレベル要素です。
PHP の例:
<php> echo 'PHP によって生成されたロゴ:'; echo '<img src="' . $_SERVER['PHP_SELF'] . '?=' . php_logo_guid() . '" alt="PHP ロゴ" />'; echo '(HTML インライン要素を生成)'; </php> <PHP> echo '<table class="inline"><tr><td>同様ですが、ブロックレベル要素の中にあります:</td>'; echo '<td><img src="' . $_SERVER['PHP_SELF'] . '?=' . php_logo_guid() . '" alt="PHP ロゴ" /></td>'; echo '</tr></table>'; </PHP>
echo 'PHP によって生成されたロゴ:';
echo '<img src="' . $_SERVER['PHP_SELF'] . '?=' . php_logo_guid() . '" alt="PHP ロゴ" />';
echo '(HTML インライン要素を生成)';
echo '<table class="inline"><tr><td>同様ですが、ブロックレベル要素の中にあります:</td>'; echo '<td><img src="' . $_SERVER['PHP_SELF'] . '?=' . php_logo_guid() . '" alt="PHP ロゴ" /></td>'; echo '</tr></table>';
注: HTML と PHP の埋込みはデフォルトの設定では無効になっています。無効のままですと、コードは実行されずにそのまま表示されます。
wiki.htmlは外部のXMLフィードからのデータを統合できます。XMLフィードの解析には SimplePie を使っています。DokuWikiではSimplePieが解釈可能な全てのフォーマットが利用できます。スペースで区切られた複数の引数で表示をカスタマイズできます:
パラメータ | 意 味 |
---|---|
数字 | 最大表示数。デフォルト8 |
reverse | 表示順を逆にする。 |
author | 作者を表示する。 |
date | 日付を表示する。 |
description | 概要を表示する。 含まれる全てのHTMLタグは無効になります。 |
数字[dhm] | 更新間隔。数字の後の文字の意味は d=日、h=時間、m=分。(例 12h = 12時間) |
更新間隔のデフォルトは4時間です。10分未満の値は10分として扱われます。通常wiki.htmlはページのキャッシュされたバージョンを提供しようとしますので、動的な外部の内容を含めるのは明らかに不適当です。このパラメータによって、ページが最後に描画されてから更新間隔以上経っていたらwiki.htmlはキャッシュを破棄して再描画をします。
例:
{{rss>http://slashdot.jp/slashdotjp.rss 5 author date 1h }}
いくつかの構文は、それ自身は出力されないものの、DokuWiki の動作に影響を及ぼします。以下のような制御用のマクロが利用可能です。
マクロ | 説明 |
---|---|
~~NOTOC~~ | このマクロがページ上にあった場合、目次が生成されなくなります。 |
~~NOCACHE~~ | デフォルトでは、DokuWiki はすべての出力をキャッシュします。この動作は、場合によっては望まれないことがあります (<php> タグが使用されている場合など)。このマクロを追加することにより、DokuWiki に毎回強制的にページを再描画させることができます。 |
DokuWiki の記法は、 プラグイン を使って拡張することができます。各プラグインの使用方法は、各プラグインの解説ページにあります。この DokuWiki では、次の記法プラグインが使用可能となっています。
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